木星・土星ユニット 7月レクリエーション

木星・土星ユニットで行った7月のレクリエーションの様子を報告致します。

7月6日、木星ユニットでは枝豆の種まきを行いました。
プランターに土を入れ、入居者様には種を植えていただきました。男性入居者様が昔の経験を思い出しながら、丁寧に種を蒔いている様子が見られました。「私は昔、色々な野菜を作ったんだよ」と昔を懐かしむ言葉が聞かれました。施設内で生活していると、土を触ることはほとんどありません。土や種から自然のエネルギー、活力をもらえた気がしました。今後も入居者様の好きな野菜を作り、食べる楽しみを作っていきたいと思います。

7月25日、土星ユニットでは誕生日会を催しながら、ホットケーキ・カスタードクリーム作りを行いました。
ホットケーキは生地作り担当と焼き担当に分かれ、卵を割るところから入居者様にお願いしました。ホットケーキを焼く際、ひっくり返すのに苦戦しましたが、主婦として培った腕を惜しみなく発揮。きれいに焼き上げることができました。焼き上がったホットケーキの上にカスタードクリームと生クリームをのせて、皆さんで誕生日の方をお祝いしました。皆で一から作った美味しいデザートに「きれいな焼き色だね」「とっても美味しいよ」とたくさんの笑顔が見られていました。

7月26日と27日に木星土星ユニット合同でDVD鑑賞とカラオケで体操を行いました。
2階のくつろぎ広場で「回想法ライブラリー」というDVDを鑑賞しました。このDVDには、昔懐かしい映像や音楽が収録されており、「懐かしいね」と昔を思い出しながら鑑賞されていました。飲み物やおやつをお配りし、まるで映画館のように楽しんでいただきました。目でも舌でも楽しむことができました。
カラオケでは、途中から歌に合わせたリズム体操を行いました。すると、目を瞑っていた入居者様もしっかり開眼され皆さんと一緒に腕や指先を動かされる様子が見られました。楽しく体を動かすことができました。

7月20日、木星土星ユニット合同で花火大会を行いました。
当日の天候が心配でしたが、無事に雨も降らずに花火大会を開催することができました。入居者様には手持ち花火を持って昔を懐かしみながら楽しんでいただきました。「何年ぶりだろうね。花火ができるなんて夢のようだよ」と童心にかえったような笑顔を見ることができました。ユニットに戻ってからも入居者様から「楽しかった」「迫力があって、すごかったね」と心にしっかりと刻むことができたようです。「危険だから…」「介護施設だからできない…」ではなく、安全に配慮した工夫と職員の入居者を思う気持ちによって、こんなにも素敵な夏の思い出を作ることができました。花火の明るさが、夜空とその場にいた入居者様や職員の心を温かくしたことでしょう。