勉強会実施報告(10~12月)

10月 高齢者疑似体験

茨城県社会福祉協議会様から体験キットを借用。昨年実施した内容をバージョンアップして開催しました。食事介助や機械浴のストレッチャー移動、衣類の着脱、さらに急かされるという体験を追加しました。視覚や聴覚、体の不自由さだけでなく、入居者様の心理も学ぶことができました。相手の立場になって考えるという気持ちを忘れず、日々のケアに生かしていきたいと思います。

11月 危険予知訓練

転倒などの事故を未然に防ぎ、安全な生活を送っていただきたい。ですが、様々な理由で事故は発生してしまいます。今回の勉強会は、安全委員主催でユニットや居室の写真を撮り、そこから推測される事故や対策をグループワークで話し合いました。勉強会を通して、着眼点が広がり、一人一人の危険に対する意識が高まりました。勉強会だけでなく、日々のケアの中でも話し合っていきたいと思いました。

12月 吐物処理

胃腸炎などの感染症が拡大する時期になりました。今回の勉強会では嘔吐物の適切な処理の実技を行いました。感染を拡大せず、いかに最小限に止めるか。適切な処理が求められます。参加者は有事に備え、真剣に取り組んでいました。標準予防策の確認や、ガウンテクニックを学び、感染に対する意識がさらに高まりました。