避難訓練実施報告 ~ 令和2年度 前期 ~

避難訓練の実施状況を報告致します。当施設は、毎年2回のペースで避難訓練を実施しています。
例年であれば、消防隊員や防災設備の業者の方と一緒に行っていますが、コロナウィルスの影響でいつもと同じ内容では実施できません。
自粛をするかを考えましたが、備えあれば憂いなし。有事に備え、入居者様の命を守るため、どのように行うか皆で意見を出し合いました。
全体で集まって行うことができないため、ユニット単位の小規模とし、数日に分け密にならないよう行いました。
例年であれば、事前に訓練日を決め、入居者様の居室からの出火を想定することが多かったのですが、今回はより現実的に行いました。
週始めの訓練を行うユニットだけ伝え、日時と出火場所は伝えません。そうすることで、より防災の意識が高まり、
ここで出火した場合は、どのルートで逃げるべきか、流れは大丈夫か、どこに備品があるのかなど意見交換が行われていました。
訓練当日も話し合いを多くしたユニットほど連携のとれたスムーズな避難誘導ができていました。
コロナ禍の中であったからこそ、生まれたたくさんのアイデアとより現実的な避難訓練や課題。多くの収穫がありました。
今後も日頃から防災の意識を高く持ち、安全な施設生活を提供できるよう職員一同努めていきたいと思います。
入居者の皆様、避難訓練へのご協力ありがとうございました。